いちえブログ ~記念日のわらじ~

2017年7月12日

いちえのごはん

7月9日(日)

島田農園(恵庭市林田2)に行く。



いちえは100%島田農園産ななつぼしを使用。



島田龍哉氏(40)
早速、稲の発育状況の良さを自慢される。



この写真で見える範囲(写真手前から木が生い茂っている辺りまで全部)が「いちえ」出荷用の「ななつぼし」です。量にして20トン。



写真ではわかりませんが農薬の使用を極力抑えています。
お米の病気で多いのが「いもち病(カビの一種)」ですが、この場所は風通しがよく菌が付きにくいのです。
また、化学肥料の使用も極力抑えています。その分、酪農家から牛の堆肥をもらい撒いています。
*どこか文明から取り残されている気がしますが、害虫や病気が発生している、という噂を聞いたらすぐに適切な対応を取って、危機を乗り切ってきたそうです。

本年も順調にすくすく成長しています。

おいしい米作りの基本は、水田の水を常に一定量にキープすることだそうです。
毎日2回、微調整しているのです。

稲刈りにも秘密があります。
北海道の稲刈りは9月下旬から行いますが、島田農園は10月初旬から刈るそうです。遅く刈る分だけ甘みが増すのです。
ではなぜ他の農家も10月初旬から刈らないのか、と疑問が残ります。

答えは簡単でした。

10月初旬から霜が降り始める時期です。
実った稲の天敵です。
そんな時期まで待って刈るのは博打に近いのです。

それでも10月初旬から刈るというのだったら、
霜のリスクを少しでも減らすために、
すぐに刈り取り作業を終わらせることです。

一農家当り平均40ヘクタール、300トンの作付けです。
通常は20日間程度かかる作業なのです。

島田農園は稲刈りをギリギリまで我慢して、
霜被害の状況を見極めながら、半分の10日間で刈るのです。

経験のなせる業ですが、数日稲刈りが遅れれば全滅するリスクがあります。

当店は、毎年、秋は不安です。
安定して必要量を確保できるかどうか……。



稲刈り機。意外と大きい。



2台フル回転させて10日で40ヘクタール300トンを刈る。この記録は物凄く早く、地元JAの間では評判らしい。



写真左2台)乾燥機。刈り取った稲はこの中で乾燥させる。



籾摺り機(もみすりき)。籾と玄米を分けます。



この貯蔵計量機に玄米を入れる。



精米する分だけフレコンに入れる。ひと袋1,000kg



精米機。玄米を白米に仕上げます。



写真右)識選別機



品質のいい米だけを選別できる。



中を開けて、どの程度選別されているか見せてもらう。


↑選別された悪いお米。
欠けていたり、汚れていたりするお米を選別する。
この機械にはちっとお高い特殊なカメラが付いていて、艶の悪い米も選別される。



識選別機第2弾
識選別機にかけたことにより、お米が割れることがある。
ここではそんなお米を選別する。



30kg袋でお米を出荷する。
お米は精米したてが美味しいので毎回3日分のみ精米してもらいます。



最近購入した島田農園自慢の無洗米機。
かなり性能がいいらしいのだけれど、お米を炊く時にぬかをどの程度取るのかで、ごはんの味が決まる、とも言われています。結局調理人の絶妙な加減が必要なのです。いちえ出荷用では使っていません。


次回は秋の収穫時期に取材をします。

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